女性は女性ホルモンの働きにより様々な変化が起こります。
そして髪の毛も同じように女性ホルモンの影響をうけて変化が起きます。
女性ホルモンが大きく変化する時は思春期と更年期の2回です。
子供のころの髪と大人になっての髪は明らかに違うのです。
これは、初潮を向かえ、思春期に大きなホルモン変化が起きるからなのです。
生理の周期が安定するまでと言われていますが、そのころは髪質も変化しやすいのです。
たとえば、中学生になったら、髪質がかわり、癖毛になりだしたというのは女性ホルモンが影響しているのです。
ですから、そのような時期に、パーマやヘアダイといった頭皮に刺激がある施術をすると、
その影響が増幅してしまうことも起こりえるので注意が必要な時期でもあります。
さて、そのように思春期に変化をするのであれば、二度目の変化は、更年期時期ということになるわけです。
つまり、閉経を向かえる頃には、ホルモン分泌も少なくなり、髪にも影響がでるわけです。
それ以降は、子供のころの髪に似てくるとも言われますが、分泌が少なくなった分、髪も細くなったりするのです。癖の度合いも変化していくともいわれています。
このような変化を知ることで、髪への理解と対策をより深く考えていくことができるようになります。